沃化カリウム(読み)ヨウカカリウム

デジタル大辞泉 「沃化カリウム」の意味・読み・例文・類語

ようか‐カリウム〔エウクワ‐〕【沃化カリウム】

カリウム沃素化合物無色立方体結晶。水に溶けやすく、水溶液は沃素をよく溶かす。医薬・写真感光乳剤などに使用化学式KI ヨードカリ。沃ポツ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「沃化カリウム」の意味・読み・例文・類語

ようか‐カリウムヨウクヮ‥【沃化カリウム】

  1. 〘 名詞 〙 ( カリウムは[ドイツ語] Kalium ) 無色で正六面体の結晶。化学式 KI 空気中に長く放置すると沃素を遊離して黄色を帯びる。水によく溶け、その水溶液は沃素をよく溶かす。写真の感光乳剤や、医薬として利尿剤に利用するほか、沃素化合物の原料や分析試薬などにも用いる。ヨードカリ。ヨードカリウム。沃ポツ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android