沈み込み(読み)しずみこみ

最新 地学事典 「沈み込み」の解説

しずみこみ
沈み込み

subduction

海洋プレートが別のプレートの下に潜り込み,アセノスフェアの中へ入っていく現象。サブダクションとも。最初,中央海嶺で生産される大洋リソスフェアが除去される場という意味で使われた。沈み込みは,マントル内の熱と物質の循環であるマントル対流の現れである。中央海嶺で生産された海洋プレートは,表面で熱を放出し冷やされてアセノスフェアより密度が大きくなり,マントル深部へかえっていく。プレートの沈み込んだ部分(沈み込みリソスフェア)をスラブ(slab)と呼ぶ。沈み込みに伴って,沈み込み帯が形成され,スラスト運動・島弧火成活動・背弧海盆生成などの地学現象が起きる。これと比較して,大陸プレートが別のプレートの下へ潜り込む場合は,プレートの密度が小さいためにマントル中にかえっていくことができず,衝突が起きる。

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参照項目:沈み込み帯

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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