沙流村(読み)さるむら

日本歴史地名大系 「沙流村」の解説

沙流村
さるむら

[現在地名]天塩幌延町字下沼しもぬま・字浜里はまさとなど、豊富とよとみ町字豊徳とよとくなど

明治一一年(一八七八)から大正八年(一九一九)まで存続した天塩郡の村。はじめ砂流村と記された。天塩郡の北端に位置し、西に日本海が広がる。南は幌延村に接する。村の西部に広がるサロベツ原野サロベツ川が流れ、東部はサロベツ川支流のパンケエベコロベツ川・ペンケエベコロベツ川に開析された緩やかな丘陵地が広がる。サロベツ原野のうち町域北端にかぶと(ペライサルトー)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android