沢手(読み)サワテ

デジタル大辞泉 「沢手」の意味・読み・例文・類語

さわ‐て〔さは‐〕【沢手】

江戸時代穀物肥料などを輸送する途中海水雨水によって濡れ損じること。また、その貨物
「コノ荷ハ―ガアル」〈和英語林集成

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精選版 日本国語大辞典 「沢手」の意味・読み・例文・類語

さわ‐てさは‥【沢手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、穀物や肥料などの貨物を輸送の途中で海水や雨水によって、濡れ損をすること。また、その貨物。
    1. [初出の実例]「コノ ニワ sawate(サワテ)ガ アル」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
  3. さわてまい(沢手米)」の略。

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普及版 字通 「沢手」の読み・字形・画数・意味

【沢手】たくしゆ

手でもむ。

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