デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢木正利」の解説 沢木正利 さわき-まさとし 1835-1884 幕末-明治時代の彫刻家。天保(てんぽう)6年生まれ。先人の作品を手本とし,独学で彫刻をまなぶ。名工とよばれるようになり,弟沢木正一とともに,名古屋藩の御用掛をつとめた。のち宮内省の依頼で蝋石(ろうせき)の大印材を彫刻した。明治17年8月5日死去。50歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。字(あざな)は士淳。号は雲煙堂,雨雪斎,竹海老人,五岳逸人など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例