沢柴(読み)サワシバ

関連語 ようえき 名詞

精選版 日本国語大辞典 「沢柴」の意味・読み・例文・類語

さわ‐しばさは‥【沢柴】

  1. 〘 名詞 〙 カバノキ科の落葉高木。各地の山野に生える。高さは一〇メートルに達する。樹皮は淡緑灰色で裂け目がある。葉は有柄で互生し、長さ七~一三センチメートルの卵形または楕円状卵形で基部は心臓形。先はとがり縁に細かい鋸歯(きょし)がある。雌雄同株。花は多数密生して尾状花穂となり、五月ごろ葉腋(ようえき)に緑黄色の雄花穂、枝先から緑色の雌花穂を垂れる。果穂は長さ三~四センチメートルの狭長楕円形、果実葉状の小苞(ほう)の基部に包まれている。材は器具、薪炭用。いしぞね。くちぐろ。ぶなぞろ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む