沢田長(読み)さわたのおさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢田長」の解説

沢田長 さわたのおさ

古代伝承上の陶工
防長風土注進案」によれば,神功(じんぐう)皇后筑紫(つくし)におもむく途中,周防(すおう)(山口県)佐波郡佐野の玉祖(たまのおや)神社にたちより戦勝を祈願した際,長が土器をやき,軍の吉凶をうらなったとされる。それが佐野焼の創始であるとつたえられる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android