デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河原高直」の解説 河原高直 かわら-たかなお 1154-1184 平安時代後期の武士。久寿元年生まれ。源頼朝の家臣で,武蔵(むさし)七党のひとつ私市(きさい)党に属した。寿永3年一ノ谷の戦いに弟の河原盛直とともに源範頼(のりより)にしたがう。兄弟で平氏の陣にせまったが,備中(びっちゅう)の真名辺(まなべ)五郎の矢に射られ,同年2月7日ともに討ち死にした。31歳。通称は太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例