河合寸翁(読み)かわい すんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河合寸翁」の解説

河合寸翁 かわい-すんのう

1767-1841 江戸時代中期-後期武士
明和4年5月24日生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)姫路藩士。天明7年家老となる。文化5年勝手向を命じられ,窮乏した藩財政の改革着手木綿専売をはじめ,東山焼,竜山(たつやま)石などの藩営・専売や新田塩田の開発などで成果をあげた。天保(てんぽう)12年6月24日死去。75歳。名は道臣(みちおみ)。字(あざな)は漢年。通称は隼之助。

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367日誕生日大事典 「河合寸翁」の解説

河合寸翁 (かわいすんおう)

生年月日:1767年5月24日
江戸時代中期;後期の播磨姫路藩家老
1841年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の河合寸翁の言及

【藩政改革】より

… これに対して,伝統的な土着産業を基礎におき,絹業の育成に努めたのは福井藩である。まず姫路藩の河合寸翁と比較される指導者三岡八郎(のちの由利公正)の存在と,彼を支える横井小楠,さらにその師橋本左内に及ぶ活眼の人脈にふれておかなくてはなるまい。福井藩は表高32万石で,会津藩同様に三家に次ぐ家門の位置にたつ有力藩であった。…

【姫路藩】より

…代わって入封した酒井氏に至って姫路藩は定着し,10代120余年の治世が続くが,入封3代にして藩財政は悪化し,1808年(文化5)藩債は13万両に達した。時の家老河合寸翁は09年姫路木綿をはじめとする諸国産の専売にとりかかった。そして大坂の問屋に対抗して,木綿を江戸へと直送する行動に出た。…

※「河合寸翁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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