河島英昭(読み)かわしま ひであき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河島英昭」の解説

河島英昭 かわしま-ひであき

1933- 昭和後期-平成時代のイタリア文学者。
昭和8年11月22日生まれ。54年から平成8年まで東京外大教授。ファシズム期のイタリア文学を研究訳書に「チェーザレ・パヴェーゼ全集」,エーコ薔薇(ばら)の名前」(平成2年日本翻訳文化賞,3年日本翻訳大賞)などがある。18年「イタリア・ユダヤ人風景」で読売文学賞。東京出身。東京外大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む