河川浄化(読み)かせんじょうか(その他表記)river purification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「河川浄化」の意味・わかりやすい解説

河川浄化
かせんじょうか
river purification

河川に流入する汚染物質を含んだ排水を,化学的あるいは生物学的に処理して,自然の自浄作用復活させることを目的として行われる操作をいう。河川が本来もっている自浄作用をこえる汚染物質が河川に流し込まれると,いわゆる死の川となって,異臭を発したり,黒ずんだ色の河川になる。これに近い状態になると,上水農業用水としての取水が不可能になってくる。長年河底にたまったへどろを浚渫したり,酸素を注入して自浄作用を取戻すことや,大量の水を他の河川から導入して浄化を進めるなど,種々の方策各地の河川で実施されている。河川浄化によって河川の経済的,文化的価値を復活,向上させることもできる。

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