河相周兵衛(読み)かわい しゅうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河相周兵衛」の解説

河相周兵衛 かわい-しゅうべえ

1764-1833 江戸時代後期の公共事業家。
宝暦14年2月4日生まれ。備後(びんご)千田村(広島県福山市)の庄屋。文化元年福山藩領内の豪農商人と協力し,飢饉(ききん)時に困窮者を救済する組織「福府義倉」の創設尽力。図書購入,医師育成,儒学振興などにもつとめた。天保(てんぽう)4年8月4日死去。70歳。名は好祖(よしもと)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android