治田新田(読み)はつたしんでん

日本歴史地名大系 「治田新田」の解説

治田新田
はつたしんでん

[現在地名]吉田町東栄ひがしさかえ

中野なかの村の西に接し、西と南は大島おおじま村。延宝元年(一六七三)開発、中野村に属したが、同四年分れて治田と称した。耕地のみで、開発以後長岡藩の所領という(皇国地誌)。また同二年大島より治田某が中野村に移住し開発したともいう(西蒲原郡誌)。宝暦三年(一七五三)の村々明細書上帳(和田家文書)では肝煎一・名子一。文政一三年(一八三〇)の長岡領分高附録(長岡の歴史)によると本与板組に属し、治田村とし高四二石五斗。村高は以後、あまり変わらない。安政五年(一八五八)戸数は二で巻組に属した(「旧長岡城主牧野家領地七ケ組村名・反別・戸数一覧表」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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