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沼野みね ぬまの みね

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

沼野みね ぬまの-みね

1772*-1828 江戸時代後期の女性。
明和8年12月11日生まれ。紀伊(きい)和歌山の質屋の娘。婿をむかえて家をつがせ,3人の子をそだてる。日記「日知録」は当時の商家の日常生活,冠婚葬祭を知る資料とされる。文政11年8月12日死去。58歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

沼野みね

没年:文政11.8.12(1828.9.20)
生年:明和8.12.11(1772.1.15)
江戸中・後期,紀州(和歌山)藩城下町の質商9代目六兵衛棠円の妻。日記『日知録』を遺した。8代目六兵衛国幹の長女で,正米問屋湯川家から婿養子を迎え,3人の男子を生む。21歳の若妻時代の9カ月間,55歳の寡婦時代の5カ月間の記録から,糸苧よりから始める家族や奉公人の衣類の準備,多くの来客の接待,到来物や贈り物の記帳,夫の帳面付け・照合の手伝い,貸家の管理など,日々の生活状況を知ることができる。若いときから和歌を詠み,夜寝る前に『水滸伝』を読むのを楽しみ,晩年には国学者本居大平の教えを受けている。<著作>『日知録』(『和歌山市史』5巻)<参考文献>林玲子「町家女性の存在形態」(『日本女性史』3巻)

(林玲子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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