泉崎橋(読み)いずんざちばし

日本歴史地名大系 「泉崎橋」の解説

泉崎橋
いずんざちばし

久茂地(くもじ)川の河口近くに架かる橋。近世は久米村の孔子(くにんだのこうし)廟と泉崎(いずんざち)村を結び、名橋の一つに数えられた。慎思九の首里那覇泊全景図(沖縄文化の遺宝)や「沖縄志」の那覇及久米村図に描かれている。創建年は不明だが、汪楫の使録(一六八三年)に「泉崎橋口」の記述があり、築造はそれ以前となる。康熙五六年(一七一七)泉崎矼が狭いため麻氏渡嘉敷親雲上真房が王命を受けて改修したとあり(麻姓田名家家譜)、このとき以前は木橋だったようであるが、この改修で規模を拡大しただけでなく石橋に架替えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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