法持寺(読み)ほうじじ

日本歴史地名大系 「法持寺」の解説

法持寺
ほうじじ

[現在地名]熱田区白鳥一丁目

白鳥山と号し、曹洞宗。本尊地蔵菩薩。熱田神宮西北白鳥陵傍らにある。天長年中(八二四―八三四)空海の創建と伝え、のち円通えんつう寺の二世明谷義光(文明一四年没)が再興した。元和年中(一六一五―二四)火災にかかったので大祥慶呑(寛永年中没)が中興した。初め宝持寺と書いたが、承応年中(一六五二―五五)現在のように改めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android