法来寺(読み)ほうらいじ

日本歴史地名大系 「法来寺」の解説

法来寺
ほうらいじ

[現在地名]山形市釈迦堂

白馬山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。寺伝によれば、後三年の役で勝利した源義家が伽藍建立釈迦如来像を祀り仏徳山法来寺と号したという。天治元年(一一二四)火災にあい、建長三年(一二五一)北条時頼が奥州行脚の折に中興した。応永二五年(一四一八)万松ばんしよう寺の三世在室祐存が入寺し、天台宗より曹洞宗に改めたという。永享四年(一四三二)一一月一九日建立の法来寺板碑(寺蔵)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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