法王寺(読み)ほうおうじ

日本歴史地名大系 「法王寺」の解説

法王寺
ほうおうじ

[現在地名]鰺ヶ沢町釣町

つり町にあり、一乗山と号し、浄土宗本尊阿弥陀如来。「津軽一統志」に「鰺ケ沢 一乗山法王寺」とあり、弘前貞昌ていしよう寺の支配であった。弘治元年(一五五五)の創立で、一乗院・阿弥陀院とも号し、開山は良本という(「寺社領分限帳」国立史料館蔵)。また明暦元年(一六五五)常陸国水戸みと(現茨城県水戸市)の良心聞益の開基ともいう。「永禄日記」元禄一五年(一七〇二)七月一日に「七月朔日貞昌寺、青森正覚寺、鰺ケ沢本恩ママ寺三寺ニ殿様より、亥年餓死之七ケ年供養被仰付、親類有之者焼香仕候様ニと被仰付候。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 飢饉 みと 庫裡

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む