思量(読み)シリョウ

デジタル大辞泉の解説

し‐りょう〔‐リヤウ|‐レウ〕【思量/思料】

[名](スル)いろいろと思いをめぐらし考えること。思いはかること。
「とりとめのない、―にふけりだした」〈芥川・芋粥〉

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精選版 日本国語大辞典の解説

おもい‐ばか おもひ‥【思量】

〘名〙 (「ばか」は「はか(量)」。下に「いかず」「ゆかず」などを伴う) 物事が思いどおりに進む程度。
※浮世草子・西鶴織留(1694)三「石車を銀(かね)にしてほしやと願ふに思ひばかゆかずして」

おも‐ばかり【思量】

〘名〙 (「おもいはかり」の変化した「おもんばかり」の「ん」の無表記) 考えを巡らすこと。思慮。おもんぱかり。
※元永二年七月十三日内大臣忠通歌合(1119)「むなしきおもばかりのことどもつたなきをのみあらはすらくのみ」

おも‐ばか・る【思量】

〘他ラ四〙 (「おもいはかる」の変化した「おもんばかる」の「ん」の無表記) いろいろと考えを巡らす。いろいろと考えて判断する。おもんぱかる。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
※足利本論語抄(16C)先進第十一「又推量して憶(ヲモハカリ)意に物を云へ、ちゃうとあたる㕝あるぞ」

し‐りょう ‥リャウ【思量】

〘名〙 あれこれ思いめぐらすこと。思慮。思考。思料。
※菅家後集(903頃)慰少男女「思量汝於彼、天感甚寛恕」
※一遍上人語録(1763)上「すべて思量をとどめつつ仰で仏に身をまかせ」 〔法華経‐方便品〕

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