波佐見宿(読み)はさみしゆく

日本歴史地名大系 「波佐見宿」の解説

波佐見宿
はさみしゆく

[現在地名]波佐見町宿郷

近世の宿駅。波佐見往還のほか、佐賀領への武雄往還・有田(ありた)街道などが通じていた。戦国期、肥前武雄に通じる仏(ほとけ)坂は後藤貴明が波佐見に進攻する際の経路であったとされる。宿は長さ二町四七間余で、宿馬左司が置かれ、商家四五軒が並び、制札場・庄屋などが続き、寺子屋もあった(大村郷村記)。波佐見川辺りに一里山が置かれていた(慶安二年肥前国道法帳)。現波佐見町北部と有田町を結ぶ岩(いわ)峠があり、江戸時代には大村領と肥前佐賀領の境として柿木(かきのき)番所が置かれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり、光沢がある。秋に紅葉する。初夏に白い雌花と雄花とが咲き、秋に黄赤色の実を結ぶ。実には...

柿の用語解説を読む