デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「波平安行」の解説 波平安行 なみのひら-やすゆき 1620-1695 江戸時代前期の刀工。元和(げんな)6年生まれ。薩摩(さつま)(鹿児島県)の人。波平安張の孫でその養子となる。島津家久の命で刀匠丸田正房に師事して相州伝をおさめ,大和・相州両伝の奥義をきわめた。寛文5年大和守を受領。元禄(げんろく)8年死去。76歳。姓は橋口。通称は三郎兵衛。安行銘の刀工は鎌倉時代から江戸時代にかけて数人いる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例