波美村(読み)はびむら

日本歴史地名大系 「波美村」の解説

波美村
はびむら

[現在地名]大江町字波美

西方の河守町こうもりまち付近で流路をほぼ東に変えた由良川は、やがて標高約七〇メートルの独立した丘陵にさえぎられ大きく蛇行する。波美村は出島のようなこの丘陵の西側斜面にあり、北は金屋かなや村、南は川を隔てて千原せんばら村に対する。洪水時に周辺部が浸水し孤立することがある。

慶長検地郷村帳に高一九六・八二石「波美村」とみえる。宮津藩領であったが寛文六年(一六六六)幕府領、同九年宮津藩領、延宝八年(一六八〇)幕府領、翌九年宮津藩領、享保二年(一七一七)には幕府領と変遷

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む