波賀城跡(読み)はがじようあと

日本歴史地名大系 「波賀城跡」の解説

波賀城跡
はがじようあと

[現在地名]波賀町上野

上野(うえの)城ともよぶ。上野集落東側の字城(じよう)に位置した中世の山城跡。標高は四五七メートルで、山麓からの比高は約二二〇メートル。国道二九号が山麓を通る。山頂を削平した曲輪の周囲に二段から三段の帯曲輪を設けた小規模な城で、平成三年(一九九一)に北西部の発掘調査が実施され、隅角部を含む石垣と石階が確認されている。石垣は裏込石がほとんどなく、積み方は織豊期に使用された穴太積み以前の室町時代後期の様相を示す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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