デジタル大辞泉 「石階」の意味・読み・例文・類語 せっ‐かい〔セキ‐〕【石階】 石で造った階段。石いし段。[類語]段段・階・階段・階梯・きざはし・石段 いし‐ばし【石▽階】 石の階段。石段。いしのきざはし。「―おりのぼりなどすれば」〈かげろふ・中〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「石階」の意味・読み・例文・類語 いし‐ばし【石階】 〘 名詞 〙① 石でつくった階段。石段。いしのはし。いしのきざはし。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「一丁の程を、いしはしおりのぼりなどすれば」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)② とびとびに伝ってゆく石。とび石。〔十巻本和名抄(934頃)三〕[初出の実例]「今の俗に飛石と云を石橋(イシバシ)と云」(出典:幡多方言(1828)) せっ‐かいセキ‥【石階】 〘 名詞 〙 石で造った階段。石段。[初出の実例]「石階苔合蹤纔達、巖径松横眼近遮」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)八・冬日遊長楽寺〈菅原時登〉)「古い長い石階を上った」(出典:測量船(1930)〈三好達治〉 Memoire )[その他の文献]〔白居易‐香炉峰下新卜山居草堂初成偶題東壁詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例