デジタル大辞泉 「泣かす」の意味・読み・例文・類語 なか・す【泣かす】 [動サ五(四)]「泣かせる」に同じ。「よく弟を―・した」「―・すエピソード」[動サ下二]「なかせる」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泣かす」の意味・読み・例文・類語 なか‐・す【泣】 [ 1 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 ⇒なかせる(泣)[ 2 ] 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 =なかせる(泣)[初出の実例]「此方母じゃ人の死にぎわには、あっぱれ見事に啼(ナカ)して見せふ」(出典:浮世草子・世間娘容気(1717)三) なか‐・す【泣す】 〘 連語 〙 ( 動詞「なく(泣)」の未然形に、上代の尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) お泣きになる。[初出の実例]「山処(やまと)の 一本薄(ひともとすすき) 項傾(うなかぶ)し 汝が那加佐(ナカサ)まく 朝雨の 霧に立たむぞ」(出典:古事記(712)上・歌謡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例