色褪せる(読み)イロアセル

デジタル大辞泉 「色褪せる」の意味・読み・例文・類語

いろ‐あ・せる【色×褪せる】

[動サ下一][文]いろあ・す[サ下二]
色がさめる。色が薄くなる。「―・せたカーテン
美しさやみずみずしさなどがなくなる。新鮮みがなくなる。衰える。「―・せた容色」「―・せた企画」「―・せた思い出
[類語]褪せる褪める退色色落ち洗い晒し

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精選版 日本国語大辞典 「色褪せる」の意味・読み・例文・類語

いろ‐あ・せる【色褪】

  1. 〘 自動詞 サ行下一段活用 〙
  2. 色が薄くなる。色のつやがなくなる。
    1. [初出の実例]「君が愛でし牛の写真のいろ褪(ア)せて久しくなりぬこのはだら牛」(出典:あらたま(1921)〈斎藤茂吉〉折にふれ)
  3. 以前のような若さ、美しさ、新鮮さなどのおもかげがなくなる。精彩をなくす。
    1. [初出の実例]「僅に残ってゐた色褪せた愛情も、無残に消滅して」(出典:或る死、或る生(1939)〈保高徳蔵〉一)

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