…もっとも,神仏への報賽(かえりもうし)として奉るものはもともと銭とは限らない。金や銀,とくに洗米が多かった。しかも,〈おひねり〉といって紙に洗米を包んで奉るのが古式だったが,時代が下るにつれて米より銭貨がふえ,また散米(さんまい),散銭と呼ばれるようにはだかのまま神仏の前に投げられるようになった。…
※「洗米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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