日本歴史地名大系 「津久田村」の解説
津久田村
つくだむら
利根川に面し、上流は
寛文郷帳によると田方二一七石余・畑方一千六三石余、幕府領。明和六年(一七六九)の村明細帳(津久田区有文書)によると、村高のうち四六三石余は宝永四年(一七〇七)から旗本保々領(幕末に至る)、残り八一七石余は幕府領(寛延三年以後前橋藩領)。幕府領分の反別は田一二町一反余・畑九一町三反余、本百姓家数一五七、ほかに山伏二・寺一・庵一、人数八四七、うち山伏五・出家三・道心一、馬九二。「此村用水山間出水ニ而仕付申候、旱損無御座候」とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報