津島恵子(読み)つしまけいこ

百科事典マイペディア 「津島恵子」の意味・わかりやすい解説

津島恵子【つしまけいこ】

女優。長崎県対馬市出身。1947年,松竹映画《安城家舞踏会》(吉村公三郎監督)でデビュー。1953年《ひめゆりの塔》(今井正監督)で沖縄戦のひめゆり部隊の若い女教師役,1954年《七人の侍》(黒澤明監督)の村娘役を好演し,戦後全盛期の映画の代表的な女優の一人となった。可憐で清純な娘役を得意な役柄とした。後年TVドラマでも活躍,上品な母親役や祖母役を演じた。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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