津川竜哉(読み)つがわ たつや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津川竜哉」の解説

津川竜哉 つがわ-たつや

石原慎太郎小説太陽季節」の主人公
拳闘に熱中する高校生銀座で知りあった美少女英子と関係をもつ。英子とねる権利を5000円で兄にゆずるなど無軌道な日々をおくるが,英子を堕胎手術で死なせてしまう。小説は昭和30年「文学界」に発表され,芥川賞受賞太陽族といわれる若者一群を生みだした。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android