津軽儼淵(読み)つがる げんえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津軽儼淵」の解説

津軽儼淵 つがる-げんえん

1773-1828 江戸時代後期の儒者
安永2年生まれ。家は陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩主津軽家の支族山崎蘭洲(らんしゅう)に師事し,のち昌平黌(しょうへいこう)でまなぶ。藩校稽古(けいこ)館の創設につくし,寛政8年藩校の初代惣司。10年家老となった。文政11年8月9日死去。56歳。名は貞正,のち緝煕(まさひろ)。字(あざな)は子壮(荘)。通称は中書,永孚。著作に「周易略説」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android