活活(読み)かつかつ

精選版 日本国語大辞典 「活活」の意味・読み・例文・類語

かつ‐かつ クヮツクヮツ【活活】

〘名〙 呼吸が止まったりして仮死状態にある人に気合いをかけ、生き返らせること。活を入れること。または、その時の激しい気合いやまじないのことば。
太平記(14C後)二〇「寸分(づだづだ)に是を切割て、銅(あかがね)の箕(み)の中へ投入たるを、牛頭馬頭の鬼共箕(み)を持て、活々(クヮツクヮツ)と唱へて是を簸(ひ)けるに、罪人忽に蘇て又もとの形になる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「活活」の読み・字形・画数・意味

【活活】かつかつ(くわつくわつ)

水のさかんに流れる音。南朝宋・謝霊運石門の最高頂に登る〕詩 活活として夕駛(は)せ (けうけう)として夜

字通「活」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android