流し目(読み)ナガシメ

精選版 日本国語大辞典 「流し目」の意味・読み・例文・類語

ながし‐め【流目・流眄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 顔をむけないで、目だけをそのほうに向けて見ること。また、その目つき。よこめ。斜視。りゅうべん。
    1. [初出の実例]「流 ナカシメ リウメン」(出典色葉字類抄(1177‐81))
    2. 「辟倪はなかしめにみるぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
  3. 特に、男女の間で、相手の気を引くような目つき。異性関心をもっていることをそれとなく表現する目つき。色目。秋波。
    1. [初出の実例]「流し目は古いやつにてうまひやつ」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む