流例(読み)リュウレイ

精選版 日本国語大辞典 「流例」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐れいリウ‥【流例】

  1. 〘 名詞 〙 古くからある習慣やならわし。しきたり。慣例。るれい。
    1. [初出の実例]「厥後官符度々重畳、為不輸租田領掌、随代々国宰判行、是流例也」(出典:栄山寺文書‐長和二年(1013)一一月二五日・大和国栄山寺牒)
    2. 「流例となりて、すでに年久しければ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)
    3. [その他の文献]〔駱賓王‐代王霊妃贈道士李栄詩〕

る‐れい【流例】

  1. 〘 名詞 〙 古くからあるしきたりやならわし。慣例。りゅうれい。
    1. [初出の実例]「抑(そもそも)今月廿八日の報恩講は昔年よりの流例(るれい)なり」(出典:蓮如御文章(1461‐98)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「流例」の読み・字形・画数・意味

【流例】りゆうれい

しきたり。

字通「流」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む