流例(読み)リュウレイ

デジタル大辞泉 「流例」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐れい〔リウ‐〕【流例】

古くからのしきたり慣例。るれい。
代々の―として」〈太平記・二七〉

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精選版 日本国語大辞典 「流例」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐れいリウ‥【流例】

  1. 〘 名詞 〙 古くからある習慣やならわし。しきたり。慣例。るれい。
    1. [初出の実例]「厥後官符度々重畳、為不輸租田領掌、随代々国宰判行、是流例也」(出典:栄山寺文書‐長和二年(1013)一一月二五日・大和国栄山寺牒)
    2. 「流例となりて、すでに年久しければ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)
    3. [その他の文献]〔駱賓王‐代王霊妃贈道士李栄詩〕

る‐れい【流例】

  1. 〘 名詞 〙 古くからあるしきたりやならわし。慣例。りゅうれい。
    1. [初出の実例]「抑(そもそも)今月廿八日の報恩講は昔年よりの流例(るれい)なり」(出典:蓮如御文章(1461‐98)四)

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普及版 字通 「流例」の読み・字形・画数・意味

【流例】りゆうれい

しきたり。

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