浄穢不二(読み)ジョウエフニ

デジタル大辞泉 「浄穢不二」の意味・読み・例文・類語

じょうえ‐ふに〔ジヤウヱ‐〕【浄×穢不二】

仏語清浄な悟りと不浄な煩悩とは対立するものと思われるが、真如の上では差別がなく同一であること。

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精選版 日本国語大辞典 「浄穢不二」の意味・読み・例文・類語

じょうえ‐ふにジャウヱ‥【浄穢不二】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。真如実相のうえからいえば、清浄と汚穢二つには本来、差別がなく、一つのものであるということ。または、浄土穢土も一つであるということ。〔仁王護国般若波羅密多経疏‐上・二〕

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