20世紀日本人名事典 「浅井要麟」の解説 浅井 要麟アサイ ヨウリン 明治〜昭和期の僧侶,仏教学者 立正大教授。 生年明治16(1883)年2月19日 没年昭和17(1942)年12月30日 出生地愛知県名古屋市 学歴〔年〕日蓮宗大学研究院卒 経歴明治28年12歳で得度。池上中檀林のころから東京池上長勝寺小泉要智を師として修養。大学では日蓮宗学を専攻。「日蓮宗全書」「日蓮宗宗学全書」の編集に従事。日蓮宗大学教授、立正大学教授となった。一方、顕本寺、内船寺各住職を務め、日蓮遺文(祖書)について文献学的、原典的研究を積み、祖書学の大成に貢献した。特に日蓮思想と日本中古天台思想との比較研究により、日蓮遺文の真偽を論じ注目された。著書に「日蓮聖人教学の研究」。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅井要麟」の解説 浅井要麟 あさい-ようりん 1883-1942 明治-昭和時代前期の仏教学者,僧。明治16年2月19日生まれ。日蓮宗大学林(現立正大)卒業後,「日蓮宗全書」「日蓮宗宗学全書」などの編集にあたる。のち母校の教授となり,日蓮遺文の研究に従事し,祖書学の体系化をはかる。顕本寺や内船寺の住職をつとめた。昭和17年12月30日死去。60歳。愛知県出身。法名は日凰。号は昌寿院。著作に「日蓮聖人教学の研究」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by