日本歴史地名大系 「浅草茅町一丁目」の解説 浅草茅町一丁目あさくさかやちよういつちようめ 東京都:台東区旧浅草区地区浅草茅町一丁目[現在地名]台東区浅草橋(あさくさばし)一丁目・柳橋(やなぎばし)一丁目浅草橋北畔、日光道中沿いにある。往古は豊島郡鳥越(とりごえ)村の内で茅原の里といわれ、やがて茅町の名が正式な町名となったという。起立年代は不明だが、文政町方書上には北に続く浅草茅町二丁目は元和三年(一六一七)町屋になったと伝えるとあり、寛文新板江戸絵図に「かや丁一丁メ」とみえ、江戸時代初期の起立は疑いない。町域は日光道中を挟み東側に二ヵ所、西側に一ヵ所の区画を占め、東側の東は浅草第六天神(あさくさだいろくてんじん)門前、北は浅草茅町二丁目。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by