浅陋(読み)センロウ

デジタル大辞泉 「浅陋」の意味・読み・例文・類語

せん‐ろう【浅×陋】

[名・形動]知識や考えがあさくてせまいこと。また、そのさま。
「其見識の―なること」〈吉岡徳明・開化本論〉

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精選版 日本国語大辞典 「浅陋」の意味・読み・例文・類語

せん‐ろう【浅陋・謭陋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 学問や考えなどがあさくてせまいこと。あさはかなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「人の物を議論するに〈略〉浅陋なることを云は鄙也」(出典:応永本論語抄(1420)泰伯第八)
    2. [その他の文献]〔董仲舒‐賢良策三〕

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普及版 字通 「浅陋」の読み・字形・画数・意味

【浅陋】せんろう

あさはかで劣る。〔漢書儒林、孔安国伝〕世に傳ふる百兩なるは、東の張に出づ。二十九析合して、以て數十と爲し、左氏傳・書敍をりて、首尾を爲作す。そ百二或いは數淺陋なり。

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