浜脇温泉(読み)はまわきおんせん

日本歴史地名大系 「浜脇温泉」の解説

浜脇温泉
はまわきおんせん

[現在地名]別府市浜町など

浜脇地域にある温泉で、東温泉(東の湯・弦月泉)と西温泉(西の湯・清華泉)が合併して昭和三年(一九二八)にできた。泉質ナトリウムマグネシウムカルシウムの塩化物泉で海水に近い。泉温摂氏四〇―五〇度。別府八湯の一つ。現在は市から受湯している。中世から湯治場として知られており、天文一九年(一五五〇)二月の二階崩れの変の時、大友義鑑の嫡男義鎮は湯治のために当温泉に赴いていたという(大友家文書録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「浜脇温泉」の解説

浜脇温泉

大分県別府市にある温泉。別府八湯のひとつ。古くから湯治場として知られる。鉄輪(かんなわ)温泉とともに別府温泉発祥の地とされる。

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