浦井有国(読み)うらい ありくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浦井有国」の解説

浦井有国 うらい-ありくに

1780-1858 江戸時代後期の商人,俳人
安永9年生まれ。京都の人。家業刀剣柄糸(つかいと)商。俳諧(はいかい)を入江斗雪に,和歌富士谷御杖(みつえ)にまなぶ。有名人の短冊を収集して「短冊天狗(てんぐ)」とよばれ,短冊集「眺望集」をまとめた。安政5年9月2日死去。79歳。名は隆屋。通称は徳右衛門。別号に諧仙堂など。号は「ゆうこく」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android