日本歴史地名大系 「浦須村」の解説 浦須村うらすむら 茨城県:新治郡八郷町浦須村[現在地名]八郷町浦須恋瀬(こいせ)川左岸に位置し、東は片岡(かたおか)村、西は柿岡(かきおか)村。江戸時代は寛文四年(一六六四)以降牛久藩領で、元禄郷帳の村高は二三〇石余、幕末は牛久藩領分二三六石余(各村旧高簿)。村内に幕末の志士、歌人として知られる佐久良東雄の生家(国指定史跡)がある。東雄は当地の名主を代々勤めた飯島家の出で、幼くして仏門に入り、下林(しもばやし)観音寺の康哉に師事して良哉と名乗った。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by