海の森水上競技場

共同通信ニュース用語解説 「海の森水上競技場」の解説

海の森水上競技場

東京都が整備した長さ約2300メートル、幅約200メートルのボートカヌー競技場東京湾の人工島間の水路を活用し、南北両岸は垂直で波が跳ね返りやすい特徴がある。東京五輪・パラリンピックでは長さ約12メートルの消波装置を両岸沿いと中央の3列に計約470本浮かべ、波の影響を緩和させて競技を実施する。

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知恵蔵mini 「海の森水上競技場」の解説

海の森水上競技場

東京港中央防波堤内側及び外側埋立地間の水路(東京都江東区青海三丁目地先)に整備される予定となっているボート・カヌー競技施設の名称。競技コースは2000メートル×8レーンで、収容人数は、一般観客席約1万人、一般観客立見席約1万人、グランドスタンド棟約2000人、関係者席約2000人となっている。2020年に開催予定の東京五輪の会場として、14年1月~8月に基本設計がなされ、18年中に完成する予定となっている。しかし、五輪開催地への立候補時に本体工費69億円として計画されたものが招致決定後1038億円に膨らみ批判を受けるとともに(後に328億円に縮小)、競技の場として気象条件などが合わないといった意見が多くみられた。そのため「長沼ボート場」(宮城県登米市)への会場移転案も浮上したが、16年11月24日、東京都は予定どおり本施設での競技を実施する方針を固めたことが報じられた。

(2016-11-25)

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デジタル大辞泉プラス 「海の森水上競技場」の解説

海の森水上競技場

東京都江東区にある水上競技場。2019年開設。2021年に行われた第32回オリンピック夏季大会、第16回パラリンピック夏季大会でカヌー、ボート競技の会場となった。

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