デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「海沼義武」の解説 海沼義武 かいぬま-よしたけ 1787-1833 江戸時代後期の和算家。天明7年生まれ。信濃(しなの)(長野県)松代(まつしろ)藩士。勘定役をつとめ,右筆(ゆうひつ)をかねる。和算ははじめ宮城流を,のち江戸で会田安明(あいだ-やすあき)から最上流をまなび,同流の書物を松代につたえた。「増補当世塵劫(じんこう)記」の校訂でも知られる。天保(てんぽう)4年3月26日死去。47歳。通称は与兵衛,八十郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例