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消え返る(読み)キエカエル

デジタル大辞泉の解説

きえ‐かえ・る〔‐かへる〕【消え返る】

[動ラ四]
《「返る」は、すっかり…する意》すっかり消えてなくなる。また、たちまち消えてしまう。
「定めなく―・りつる露よりも空頼(そらたの)めする我は何なり」〈かげろふ・上〉
《「返る」は、もとに戻る意》水の泡や霜などが消えてはまたできる。
「―・り岩間に迷ふ水の泡のしばし宿借る薄氷かな」〈新古今・冬〉
死ぬほどに思いつめる。
「若き人々の、なだらかに物聞ゆべきもなく、―・り」〈橋姫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

きえかえる【消え返る】

( 動四 )
すっかり消えてしまう。 「さだめなく-・りつる露よりも/蜻蛉
消えては生まれることを繰り返す。 「 - ・り岩間にまよふ水のあわの/新古今

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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