淡粧(読み)たんそう

精選版 日本国語大辞典 「淡粧」の意味・読み・例文・類語

たん‐そう‥サウ【淡粧・淡妝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「そう」は「粧」「妝」の漢音 ) あっさりとしたよそおい。薄化粧。たんしょう。
    1. [初出の実例]「菊老蘭衰秋晩冷。矮枝的皪淡粧梅」(出典:済北集(1346頃か)四・茶花)
    2. [その他の文献]〔楊万里‐克信弟坐上賦梅花詩〕

たん‐しょう‥シャウ【淡粧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょう」は「粧」の呉音 ) =たんそう(淡粧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「淡粧」の読み・字形・画数・意味

【淡粧】たんしよう(しやう)

うす化粧。宋・軾〔湖上に飲み、初め晴れて、後雨ふる、二首、二〕詩 西湖を把(と)りて西子(西施)に比せんと欲す 淡粧濃抹、(すべ)て相ひ宜(よろ)し

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