深名瀬畠遺跡(読み)ふかなせばたけいせき

日本歴史地名大系 「深名瀬畠遺跡」の解説

深名瀬畠遺跡
ふかなせばたけいせき

[現在地名]富浦町深名 瀬畠

岡本おかもと川下流右岸の標高二〇メートル前後の段丘上に位置する。縄文時代中期中・後葉の遺跡。昭和六〇年(一九八五)に富浦町教育委員会が発掘調査。加曾利EII式期を中心とした竪穴住居跡四一軒という、安房地方最大の縄文時代集落が調査された。東京湾に近いが、具塚は形成していない。土錘三二七点が魚網の錘とすれば、漁労を行っていたといえる。石鏃が多量(三一五点)出土し、活発な狩猟活動を想定させる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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