深山鶉(読み)ミヤマウズラ

デジタル大辞泉 「深山鶉」の意味・読み・例文・類語

みやま‐うずら〔‐うづら〕【深山×鶉】

ラン科多年草常緑で、山中の林内に生える。茎は白色を帯び、地をはう。葉は卵形で、葉面に白斑がある。夏、白色または淡紅色の花をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「深山鶉」の意味・読み・例文・類語

みやま‐うずら‥うづら【深山鶉】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科の常緑多年草。各地のやや乾いた山地の林下に生える。高さ約二〇センチメートル。茎の下部地上をはい、上部に細毛を密布する。葉は茎の下部に数個互生し、狭卵形で、上面に白色の網紋があり、和名はこの斑紋(はんもん)ウズラの卵に見たてたもの。八~九月、茎頂に白または淡紅白色の不整斉花を穂状につける。〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「深山鶉」の解説

深山鶉 (ミヤマウズラ)

学名Goodyera schlechtendaliana
植物。ラン科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の深山鶉の言及

【シュスラン】より

…日本には10種ほどが知られている。ミヤマウズラG.schlechtendaliana Reichb.f.は山地の林床に比較的多い種で,白色の花は1cmくらいで比較的大きく,葉の斑紋の変異が多いので,愛好家に栽培される。アケボノシュスランG.foliosa Benth.var.laevis Finetは,茎の下部が長く横走し,葉脈は白色を帯びる。…

※「深山鶉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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