日本歴史地名大系 「深川神明宮」の解説 深川神明宮ふかがわしんめいぐう 東京都:江東区旧深川区地区深川西森下町深川神明宮[現在地名]江東区森下一丁目隅田川東岸に鎮座。祭神は天照大神。旧郷社。江戸時代の深川元(ふかがわもと)町・六間堀(ろつけんぼり)町を宮元とする神社で、「寺社備考」によれば所在地は元町。深川村の開発者深川八郎右衛門が以前からあった小祠に神明を勧請したことに始まる。創建は同村発祥の慶長元年(一五九六)前後と考えられるが、人家もまばらだった同村の鎮守として信仰を集めた。社地は一千一二八坪余、門前町屋が四五九坪余で、延享三年(一七四六)家作御免となっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報