深沢恒造(読み)フカザワ ツネゾウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「深沢恒造」の解説

深沢 恒造
フカザワ ツネゾウ


職業
俳優(新派劇)

本名
深沢 恒造

別名
前名=岡本

生年月日
明治6年 6月6日

出身地
長崎県 五島

学歴
横浜商卒

経歴
木村周平弟子となり明治27年神戸相生座での「河内の十人斬」に強盗役で初舞台。その後本郷座伊井蓉峰一座に入る。伊井が明治座を買収後は、一座で重要な地位となる。脇役喜劇活躍する一方、敵役・老役もした。当り役に「唖の旅行」の双田、「不如帰」の片岡中将、「二人狂」の牛淵など。

没年月日
大正14年 6月22日 (1925年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「深沢恒造」の解説

深沢 恒造
フカザワ ツネゾウ

明治・大正期の俳優(新派劇)



生年
明治6年6月6日(1873年)

没年
大正14(1925)年6月22日

出身地
長崎県五島

本名
深沢 恒造

別名
前名=岡本 清

学歴〔年〕
横浜商業学校卒

経歴
木村周平の弟子となり明治27年神戸相生座で「河内の十人斬」に強盗役に初舞台。その後本郷座の伊井蓉峰の一座に入る。伊井が明治座を買収後は、一座で重要な地位となる。脇役・喜劇で活躍する一方、敵役・老役もした。当り役に「啞の旅行」の双田、「不如帰」の片岡中将、「二人狂」の牛淵など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深沢恒造」の解説

深沢恒造 ふかざわ-つねぞう

1873-1925 明治-大正時代の舞台俳優。
明治6年6月6日生まれ。木村周平の門にはいり,明治27年神戸相生座で初舞台をふむ。のち伊井蓉峰(いい-ようほう)一座にはいり,大正期の新派劇の代表的脇役として活躍。当たり役は「不如帰(ほととぎす)」の片岡中将。大正14年6月22日死去。53歳。長崎県出身。横浜商業卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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