深田厚斎(読み)ふかだ こうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深田厚斎」の解説

深田厚斎 ふかだ-こうさい

1714-1784 江戸時代中期の儒者
正徳(しょうとく)4年3月9日生まれ。深田慎斎長男松岡恕庵(じょあん)にまなび,尾張(おわり)名古屋藩儒官となる。8代藩主徳川宗勝の侍臣をつとめたのち,9代藩主徳川宗睦(むねちか)の長男治休(はるよし)らの伴読(教育係)となった。天明4年4月30日死去。71歳。尾張(愛知県)出身。名は正純。字(あざな)は美之。通称は佐市。著作に「厚斎随筆」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android